2012年6月2日土曜日

エディット・ピアフ  愛の賛歌


 LA VIE EN ROSE
エディット・ピアフ  愛の賛歌 

 久しぶりにフランス映画を堪能しました。 

エディット・ピアフを演じる、女優 MARION・COTILLARD(マリオン・コティヤール)がすごい・・・・参った!1975年生まれ 32歳 その演技力もすごいが、20歳から死ぬ47歳までを、1人演じきっている。 完全にエディット・ピアフになって   人生の哀愁と喜び、数々の愛の遍歴を演じきっている。また その監督、脚本は見事なもんです。 酒と麻薬におぼれ、人生の軌跡を映画で見事に演じきっています。  その周囲の人間模様を演じるかたがたの見事な演技・・・見事な表現力は、近年にないフランス映画の醍醐味を感じます。 かつての ジャンギャバンの「望郷」のように、すごい映画に出会えました。

恋人 マルセル・セルダンを飛行機事故で失ったあと、彼女が作詞 作曲した「愛の賛歌」に見られるように、彼女は詩才と作曲の才能にも恵まれていたと解るように、数々のシャンソンをヒットさせている。

 ねじ込むような歌い方、人生とはこんなものよ・・・・そんな彼女の歌に惹かれるのは、人生の哀歓を皆が感じているからに違いない。
イブ・モンタンとの愛に生まれた、「バラ色の人生」もまた彼女の作といわれている。

監督・脚本 OLIVER DAHAN (オリビエ・ダアン) 1967年生まれだから、まだ 40歳 すごいの一言  もとは絵描きで、ミュージックビデオを製作していた経験がある。 背は低いが、内容がいい。
この映画のメーキャップがまた すごいの一言・・・・・ぜひ 映画を見ることをお勧めします。
人生には、多くの恋と愛が必要なんだなと痛感した幸せな時間でした。

この映画の撮影監督が、なんと 日本人  テツオ ナガタ (永田鉄男)です。日本人もやるもんだな・・・・が 実感。

短い人生  
俺も頑張ろう・・・・と!


前田勝之

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